フォームについて(骨盤)
ランニングフォームはマラソンを速く走る為には気にせずにはいられません(´・Д・)」
よく骨盤は前傾がいいと言われていますよね。
それには本当に色々な意味があると思います。
足の着地の位置が重心の真下になりやすいとか、ある程度のスピードで走るには、そもそも体(上半身)が前傾しているので自然だとかなどなど・・・
しかしですね、私はもう残念なくらい骨盤が後傾してると言われたことがあるんですよ。
何年か前に重いものを持ち上げてギックリ腰を患った時、整形外科さんでレントゲンを撮って貰ったのですが、サイドから撮った写真を見せられて “随分骨盤が後傾してるねぇ” と言われて、軽くショックを受けました。
お医者さんがおっしゃるには、 “背骨というのは綺麗なS字になっているのが理想“ ということです。
私の背骨は骨盤に繋がるところのラインがあまり無く、骨盤が後傾気味になっているというのです。
いや、骨盤が後傾してるから背骨のラインがおかしいのかな?
まあ、この様な状態だと力が入りづらいのに、無理に力を引き出してギックリ腰になったのでは?とのこと。
確かに若い頃から椅子に座ってリラックスする時、臀部の上の辺りで支えて座ることが多かったですね(足を前に投げ出す感じ)
それに家族にフルマラソンの後半を動画で撮って貰ったものを見たら、自分の走ってるイメージとあまりに違うんですよ。
ホントかっこ悪い。
疲労で猫背になってるし。
今回サブ3を真剣に目指すにあたって、フォーム(姿勢)の維持は必須かなと思っております。
そう、維持。
疲労抜きJOGならまだしも、LSDなど長時間のランニングになると疲労とともに姿勢は崩れて来ますよね。
思い付く改善策は筋トレ、普段から意識するなどですかね?
ランニングの基本姿勢に似ているという事で、私が最近始めたのは、体操の基本姿勢を作る時の白樺のポーズというものです。
本来は骨盤を立てる意味でやるみたいですが、なんかビシッと姿勢が決まるんです。
やってるって言っても、歯磨きする間とかなんですけど('ω')
これをやると、なんかお腹周りがビシッと決まる感じになるんですよね。
ウルトラマラソンの元世界記録保持者である、砂田さんの仰られている “腹走り” というものができそうな姿勢です。
あくまでできそうであって、多分なんか違う感じになると思いますが(^_^;)
そうそう、骨盤の前傾が良いと思って書き始めたのですが、あまり度がすぎるのもダメなのかなと思います。
白樺のポーズの意味から来るのですが、もともと体操選手の基本的な姿勢を習得する為のものらしいのですが、前傾し過ぎている骨盤を立てる目的があるみたいです。
あまり前傾し過ぎていると、倒立(逆立ち)などをした時にグニャグニャしてしまい、バランスが取りにくいそうです。
骨盤の前傾にもメリットもちゃんとあって、衝撃を吸収しやすいみたいです。
しかし、ランニングは地面からの反発を最大限に活かしたいですよね。
だからランニングにとって骨盤は前傾し過ぎでは無く、もちろん後傾でも無く立てることなのかなと思っています。